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理事長挨拶 皆さんこんにちは。初代の日本口腔医学会理事長を拝命致しました米永一理(よねなが かずみち)です。 日本口腔医学会では、さらなる口腔医学の発展のため、充実した学会運営を行えればと考えております。そのために、小生の就任にあたり、『医学に歯学を、歯学に医学を!』をテーマとして活動を行いたいと思います。これは小生自身の夢でもある『口腔領域を小中高生にとってより憧れとなる職域とする』ことを実現させる一歩でもあります。 現在、様々な学会がありますが、医科、歯科で多くを占める開業医や一般診療医およびスタッフが主体的に参加でき、日々の探求心を医学・歯学の発展につなげることができる機会は少ないかと思います。本学会では、これらの皆さま方が生涯学習しやすい学会を目指し、日々の臨床と繋がりが深い内容を学び、研鑽できる場になればと考えております。 具体的には、以下のようなことを構想しております(『日本口腔医学会とは』より転載)。 1.開業医や一般診療医およびスタッフが生涯研修を行いやすいようオンデマンドでの学習コンテンツの充実 2.開業医や一般診療医およびスタッフが必要な知識・技術を横断的に研究・教育できるシステムの構築 3.学会や論文発表の経験が少なくても発表しやすいサポートと学会誌の充実 4.患者・家族・多職種にわかりやすい名称とし生涯学習のステップアップが図れる認定制度の構築 【例:医師・歯科医師の認定制度は日本口腔医学会専門医を核として、准認定医・認定医・専門医・指導医の4段階制を予定】 5.多職種連携の先にある医市連携(いしれんけい)の充実 【医市連携とは、医療と市民(住民)、医療と市場(産業)、医療と市政(行政)との連携をいいます】 6.医療経済・医療経営の臨床実情に則した情報収集と情報発信 7.口腔緩和医療・イートロス医学など口腔領域の課題を探究 これらにより、口腔領域に関わる皆さんが、より楽しんで仕事を行うことができるだけでなく、学会が志をもった仲間と出会える場になればと思います。 なお、本学会の英語表記は『Japan Oral and Medical Society』です。『日本のお口と医学の学会』と訳すことができ、いわゆる本学会がテーマとする医学・歯学の垣根を超えた連携を表しています。 最後に皆さま方にお願いです。学会は多くの仲間でいてこそ、盛り上がっていきます。ぜひとも主体的にご参加頂き、また仲間を増やすことにご協力頂けますと幸いです。 人生一緒に楽しみませんか。 皆さまと活動できますことを心待ちにしております。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。 2023年2月吉日 一般社団法人 日本口腔医学会 理事長 米永一理 |